「営業になるエンジニア」が、SESの常識を変えていく。

── 顧客価値を自ら創るからこそ、“全部還元”の理由がある。
こんにちは、UPSKILL WORKS代表の冨岡です。
今日は、SESというビジネスモデルにおいて、今後ますます重要になってくる「営業マインドを持ったエンジニア」の話をしたいと思います。
エンジニア × 営業? それってアリなのか。
SESという働き方は、長らく「アサインされた案件をこなす」というスタイルが一般的でした。
しかし、生成AIやノーコードの台頭により、ただスキルがあるだけのエンジニアが“代替可能”になりつつある今──
私たちは、新たな価値のつくり方を見直す必要があります。
そのひとつが、**「エンジニア自身が営業的な動きをする」**ということです。
それは「スーツを着て外に出よう」という意味ではありません。
現場の中で、自分の価値を認識し、必要とされる課題に対して提案し、関係構築の主体になる。
それはまさに「インサイドセールス」的な、営業マインドの発揮です。
顧客の中で「仕事をつくる」エンジニアに。
UPSKILL WORKSでは、在籍エンジニアが以下のような“営業的行動”を自発的に取れる環境を設計しています。
- 現場の課題をヒアリングして、新しい開発提案を行う
- チーム内で後輩を教育し、顧客から「次もお願い」と言ってもらう
- 顧客の別部署や別プロジェクトで人材ニーズを発見し、社内に共有する
- 自らの働き方を顧客に理解してもらい、次の案件を指名でもらう
このように、単なる“受託された要員”ではなく、「価値を届け、関係を創るプレイヤー」になる。
これが、これからのSESエンジニアの進化系だと、私たちは考えています。
エンジニアが“関係構築”するからこそ、UPSKILL WORKSの制度は回る。
UPSKILL WORKSでは、エンジニアが現場で信頼を築き、
顧客との関係性を通じて継続や新規の案件を生み出すことが、制度そのものに大きなメリットをもたらします。
なぜなら──
- 営業が少なくて済むから、本社の固定費が下がる。
現場の信頼構築による“次の案件”は、新規営業活動の必要性を大きく減らします。
そのぶん、営業部門や管理部門の人員が最小限で済み、固定費を大幅に圧縮。
だからこそ、「全部還元」が制度として成り立つのです。 - 要件が切り出される前の関係性から始まる案件は、単価も高くなる。
信頼関係の中で「◯◯できる人いない?」と相談されるような状況では、
相見積りや価格競争に巻き込まれず、価値ベースの提案が可能に。
結果として、高単価・高評価の案件を自らつかみにいけるのです。つまり、自分の動き次第で、「案件単価を上げる」「マージンを自分に引き寄せる」ことができる設計です。
そして最終的には、“全部還元ステージ”=案件単価の84%を支給するという制度の中で、
エンジニア自身が利益創出の担い手になる世界をつくっています。
「営業マインド」は、生き残る力。
生成AIが加速度的に進化し、技術だけでは差別化しにくくなる中で、
“誰と仕事するか”がより重視されるようになってきました。
顧客から「またこの人と働きたい」と思ってもらえるエンジニアには、
営業マインド、つまり共感力・提案力・信頼構築力が欠かせません。
「技術に強い」だけでなく、「関係性にも強い」人材こそ、
これからのSESを牽引する主役になるはずです。
最後に:マージンは、奪うものではなく“返す”もの。
私たちは、「会社のために利益を残す」よりも、
「エンジニアが価値を創って、その分を自ら取りにいける世界」を大切にしています。
営業のように動いて、関係性を築いて、案件を育てたら、
そのマージンは“あなたに返す”。
それが、UPSKILL WORKSが目指す“全部還元”の本質です。
これからも、「エンジニアが報われるSES」を、仕組みからつくっていきます。